市民・野党共闘リアルタイム状況


連合に左右されず=4野党が共闘協議へ-民進代表:時事ドットコム

新潟知事選後、連合が民進党へ共産党との共闘を支持しないむね表明、2つの市議選など、民進党の対応もその意向にそったものであったため、野党共闘を推進する市民連合や団体から非難の声が上がり、民進党の今後の政策判断が注目された。自民党ニカイ幹事長と連合会長が会談するなど、自民党からの揺さぶりもあった。
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( 新潟事変)新潟県知事選挙 投票結果
 マヨネヤ528455  52.2パーセント
 モリタミ 465044 45.9パーセント
 ズミダ現知事(反原発派)の不可解な不出馬表明に端を発した今回の新潟県知事選に 安倍内閣の原発政策と謀略に有権者が鉄槌を振り下ろした。
 ジーコが推薦した前長岡市長のモリタミ氏と、事実上の一騎打ち。ミンシーン党の支持基盤であるレンゴー新潟も早々にモリタミの支援を決め、当初はモリタミの圧勝とみられていた。
 「告示の時には遠くに見えた相手候補の背中が、すぐ目の前に迫っている。もしかしたら、追い越せる」
  13日にモリタミのお膝元である長岡市で演説したマヨネヤは、こう訴えていたが、その言葉通り、驚異の追い上げで逆転勝利を手にした。これは、脱原発を願う民意の勝利だ。NHKの出口調査によれば、投票所に足を運んだ有権者の73%が原発再稼働に反対の立場だったという。

今回の戦いのポイント
 ・現職のズミダ知事は4選を目指して出馬を表明していたのだが、8月に突然、地元紙との確執を理由に出馬を撤回。その裏には原子力ムラの暗躍もあったとされる。
 ・ミンシーンは最大の支持母体レンゴーが(原発戦隊デンジレンの影響力が強い関マヨネヤ支持を事実上拒否したので当初から野党市民連合に参加せず自主投票を党の方針とした。
 ・ミンシーンは洞ヶ峠をきめこんでいたがマヨネヤが市民主導型の選挙活動で追い上げる勢いを見て、選挙戦終盤になってレンホーはじめ党執行部が応援に入った。
 ・結果、ミンシーンはこの戦において市民野党連合陣営のイニシアティブをとれなかった。同時にレンゴーとの関係を見直す必要性が明らかに
 ・一方北海道5区補選イケマキから始まった市民主導型の選挙は確実に進化深化を深め、従来の利益誘導組織型選挙に対抗できる可能性を広げつつある事を示した。投票率は53.05%と、前回の43.95%から10ポイント近く上昇し、無党派層が選挙に行って怒りの一票を投じれば、abe帝国がどんな汚い手を使っても太刀打ちできないということが証明された。
 ・今回の勝利は政府・原発ムラの進める原発政策にNOをつきつけニホンのエネルギー政策にも大きな影響を与える。それにとどまらず、TPPにも疑問符をつけた形になり、それらを現在主要政策とするabe帝国に痛烈な打撃を与えた。1476853101373-2143717462
 
【新潟県知事選】市民が民進に認めさせた野党共闘・・・田中龍作ブログより


10/11 ミンシーン新潟県連トップクロイワ氏が自主投票から一転積極的米山支援を表明し、これでこの戦さはジーコを核とする原発推進派と市民野党共闘反原発派のわかりやすい構図となった。米山の追い上げに、対立候補のモーリーはあわてて「住民の安全が確認されない限り原発を再稼働しない」という公約を打ち出し、抱き着き戦法に出てきた。これは言い換えれば「安全と規制委員会が言えば再稼働する」ということなので、反原発とはやはり真逆なのだ。

米山隆一新潟県知事候補演説会 上越文化会館大ホール

10/6現在
政策に脱原発を大きく掲げる米山隆一候補、原発推進派の森民夫候補との差を猛烈に縮め、現在5分5分まで追い上げています!

10/16投票
 反原発のイズミダ現知事路線を継承する無所属ヨネヤマ候補(共産、生活、社民推薦)VS原子力ムラ・モーリー候補(ジーコ推薦)が激戦となってきた。
新体制となったミンシーン党の対応にも注目したい

参考資料

「新潟県知事選で民進党議員は「自主応援」に駆けつけ民進党支持者は米山候補に「自主投票」して欲しい」

「市民連合として新潟県知事選への支援は未定」!?――市民連合記者会見「民進党は、小選挙区での野党・市民共闘なしで勝てる見込みはない。与党は分断を図るのに必死」

米山隆一氏解任に「他意はない」、民進党が「離党届をしっかり受け止め、処理している」と説明!それでも残る、新潟県知事選に対する民進党本部の冷淡さの謎

keisen